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中国 白昼に警官を惨殺―傍観する警察官と説得を試みた民間人

2010年08月05日

【新唐人2010年8月6日付ニュース】7月31日、遼寧省丹東市で、警察官が刃物を持った男に襲われ死亡する事件が発生。警官が大勢、現場に駆けつけたものの、傍観するばかりで、結局犯人と交渉したのは民間人でした。

ネットの情報によると、31日の正午ごろ、両手に刃渡り40センチの刃物を持った男が道路の真ん中で交通整理の警官に対し、20回以上も刺しました。現場にはすぐ、警官とパトカーが駆けつけたものの、犯人に近付こうとしません。
 
男はそばのスーパーに入ると、ケース入りのお酒を持ち出しパトカーを破壊。これに対し、周りの人は野次を飛ばします。男はさらに、パトカーに火をつけようとしました。20分後、警察の狙撃手が到着。双方は10分ほどにらみ合った後、警察は3発威嚇射撃をしました。
 
実は狙撃手が到着する前、ある民間人が説得を試みました。
 
道路に倒れた警官に近付いた中年男性は「まだ息がある」と周りにいる警官などに対し、救急車を呼ぶよう訴えます。
 
この後、警官の発砲を受けて倒れた男に対し、警官はスコップを使い、男のもとに駆け寄り取り押さえました。襲われた警官は死亡が確認されたそうです。
 
ネットの情報によると、バイクに乗っていた男は信号を無視。交通整理の警官は男に追いつくと、暴行を加えました。これが男の怒りを招き、今回の惨劇が生まれました。
 
新唐人記者がお送りしました。

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